[ トピックス ]

タカタ、追加リコールで崖っぷち−不具合原因、いまだ不透明

(2016/5/9 05:00)

タカタは米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)とエアバッグ部品を追加リコール(回収・無償修理)することで合意した。乾燥剤が入っていないガス発生剤「硝酸アンモニウム」を採用したインフレーター(ガス発生装置)がすべて対象となり、消費者対応という面で進展を見せた。今後の焦点はタカタと自動車メーカーとのリコール費用の分担協議に移る。しかし不具合の原因の解釈を巡り議論の余地が残り、協議の進展は依然として不透明と言えそうだ。(西沢亮、編集委員・池田勝敏)

  • 高田重久タカタ会長兼社長(15年11月)

  • タカタ本社が入居するビル(東京都港区)

■数歩前進

ホンダの幹部は今回の合意について「リコールが拡大することは残念だが(乾燥剤が入っていない硝酸アンモニウムをすべてリコール対象とするなど)市場対応への問題という点では数歩前に進んだ」との見方を示した。

タカタとNHTSAが4日合意したの...

(残り:1,961文字/本文:2,361文字)

(2016/5/9 05:00)

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