コマ大戦全国大会、愛知県のチームが初の２冠獲得（動画あり）

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  胴体が開いて相手を吹き飛ばす岩沼精工のコマ（左のコマ）の攻撃を受けず、優勝を手にした審議隊トミー＆マツのコマ（右）

中小企業が作ったコマを土俵上で競わせて日本一を決める「全日本製造業コマ大戦　Ｇ１ジャパンカップ第３回全国大会」（日刊工業新聞社など協賛）が横浜市内で開かれ、愛知県半田市のチーム「審議隊トミー＆マツ」が優勝した。同チームは２０１５年の世界コマ大戦でも優勝しており、初めて世界王者と全国王者の２冠を獲得した。全国大会は、地方予選の優勝団体など１７チームによるトーナメント戦。同チームは、軸とカバーの二重構造のコマで参戦。軸を回してからカバーを指で持ち、土俵の端に置く戦法で、敵の体当たりを交わし続け優勝した。投げ手の松宮政美氏は「これまでの経験を基に立てた戦略がうまく働いた」と勝因を分析した。