[ 機械 ]
(2017/5/19 05:00)
アマダホールディングスは、19日からIoT(モノのインターネット)を使った最新の板金加工システムの提案を始める。アマダHDとユーザーをインターネットでつなぎ、故障を防ぐ保守、加工支援などを行うサービスだ。6月24日までの毎週金・土曜日に本社(神奈川県伊勢原市)で開く自社展示会「アマダイノベーションフェア(AIF)=写真」で披露する。
アマダHDが提唱する板金加工向けのIoTコンセプト「Vファクトリー」のサービスとして、2018年1月に国内投入する計画。同サービスでは、機械の不具合などによる生産停止を防ぐほか、災害など想定したデータのバックアップ、加工支援をする。
18日にAIF会場を報道陣に事前公開した。アマダHDの磯部任社長は「アマダのIoTを進化させた。“つながる”モノづくりでお客さまの利益の創造に貢献したい」と意気込んだ。
AIFでは板金機械、溶接機械やバンドソーやプレス機械などを含め約10機の新製品を出品。IoT関連ではプロジェクションマッピングを使って加工品を仕分けしやすくする自動棚を初公開する。板金加工機と周辺装置を融合させ、生産量を5倍以上にするシステムなども実演する。
(2017/5/19 05:00)
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