- トップ
- 建設・住宅・生活ニュース
- 記事詳細
[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/6/20 05:00)
三井住友建設は東京海洋大学と共同で、大規模停電時に船舶と電気自動車(EV)から建物に、電気を供給できる電源供給システム「陸・海電力コネクティングシステム」を開発した。非常用電源がない建物に電力供給が可能になり、停電時でもエレベーターを稼働できる。実証実験を行ってノウハウを蓄積し、実用化を検討する。
陸・海電力コネクティングシステムは、災害などによる停電時に船舶から得た電気をEVに供給し、EVの蓄電池から電気を建物に供給。EVの直流の電気を交流に変換し、交流電源安定装置により動力電源にする。
10日に神奈川県横須賀市で、EV―建物間の実証実験を実施。エレベーターの積載量を調整することで、EVの電気でエレベーターが稼働することを確認した。今回得た稼働中の消費電力のデータや、今後予定する都内の高層賃貸住宅での実証実験により、実用化に向けて検討する。
(2017/6/20 05:00)
建設・エネルギー・生活1のニュース一覧
- 新たなエネ供給・NEDOの実証(5)課題解決力を世界に発信(17/06/20)
- 働き方改革/セコム、労務管理の負担を軽減するシステム提案に力−労働時間を把握(17/06/20)
- 三井住友建設・東京海洋大、船・EVから電気供給−大規模停電時、建物に(17/06/20)
- 東洋ライス、シンガポールで“機能米”を拡販(17/06/20)
- アサヒ飲料・マクドナルド、マックシェイク×カルピスをあすから期間限定発表(17/06/20)
- 中部電力、外出でポイント付与 7―9月に省エネ推進(17/06/20)
- 分散型台帳を電力取引に活用−エナリスが検討(17/06/20)
- Jパワー、岩手県内で最大規模の風力発電所着工(17/06/20)