北海道ＶＢ、初の宇宙へ 「ＭＯＭＯ」１号機を公開

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  観測ロケット「ＭＯＭＯ（モモ）」１号機（時事）

北海道大樹町のベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」（ＩＳＴ）は２６日、同町の発射場から２９日に打ち上げる予定の観測ロケット「ＭＯＭＯ（モモ）」１号機を公開した。

全長１０メートル、重さ１１５０キログラムの機体はＩＳＴが開発し、２５日に完成。稲川貴大社長は「打ち上げは非常に難しく、成功の確率は低いと言われている。最後の調整まで気を引き締めて、成功させたい」と抱負を語った。２９日は降雨が予想されており、天候などの条件次第で発射を３０日夕まで遅らせる。ＩＳＴはロケットの格安打ち上げサービスを目指して２０１３年に設立。計画通り高度１００キロメートル以上の宇宙空間に到達すれば、民間企業が単独で開発した機体では初となる。（時事）