いすゞ、中型路線バス「エルガミオ」改良 排ガス規制に適合

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いすゞ自動車は、中型路線バス「エルガミオ＝写真」を一部改良して８月２９日に発売する。排出ガス後処理装置に排出ガス中の窒素酸化物（ＮＯｘ）を浄化する装置「尿素ＳＣＲ」を採用し、すべての車型で１６年排出ガス規制に適合させた。消費税抜きの東京地区希望小売価格は、代表車型で２０５３万９０００円。エルガミオシリーズで年間２００台の販売を目指す。

エンジンではターボシステムや燃料噴射、冷却といった幅広い範囲で見直しを実施して燃費性能を高めた。ヘッドランプには、長期間使用可能な発光ダイオード（ＬＥＤ）式ランプを搭載することで夜間の視認性向上やメンテナンスコストの削減を図った。運転席ではシフトレバーの位置と形状の変更。足元のスペースを拡大したことで、ドライバーの運転環境を改善した。