[ 地域経済 ]
(2017/8/29 05:00)
乗車料金、1円から―。日本有数のスズ鉱山として知られた兵庫県養父市の旧明延鉱山で、近隣住民にも親しまれた1円電車「くろがね号」。入坑する人の数を確認するため、1円を集金して労働者を運んでいたが、1987年の閉山で廃線となった。それが今、住民らの後押しを受け観光電車として復活。「若い人が住みたい町に」という地元の願いを乗せ、走り続けている。
最盛期には鉱山労働者ら約4000人が暮らした養父市の明延地区。しかし、安い外国産鉱石の流入に伴い、鉱脈を残したまま閉山に追い込まれた。明延地区も労働者やその家族が流出し、人口は80人余に激減。地区長の小林史朗さん(59)は「かつて栄えた明延や鉱山の文化が消えてしまう」と話す。
(2017/8/29 05:00)
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