上期の白物家電国内出荷、４．６％増の１兆2720億円−過去10年で最高

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日本電機工業会（ＪＥＭＡ）が２４日発表した２０１７年度上期（４―９月）の白物家電の国内出荷額は、前年同期比４・６％増の１兆２７２０億円と、過去１０年で最高となった。今夏は北日本や東日本の太平洋側で日照不足などの天候不順による影響があったものの、省エネや高付加価値の製品が堅調に推移した。

主要製品別では、エアコンが前年同期比７・５％増の４５６７億円。西日本では気温の高い日が多く、エアコンの需要拡大につながった。

冷蔵庫は同５・０％増の２５０８億円だった。少人数向けの中・小容量帯機種の構成比がやや増えている。

洗濯機は同５・８％増の１６４４億円。全自動洗濯機のうち、８・０キログラム以上の大容量タイプが出荷台数の半数以上を占めた。

同日発表した９月の国内出荷額は、前年同月比５・１％増の１９７７億円と２カ月連続のプラスとなった。エアコンが同３・８％増の４０８億円、冷蔵庫は同１２・９％増の４９０億円、洗濯機は同４・９％増の３０７億円だった。