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[ エレクトロニクス ]
(2017/11/20 15:00)
(ブルームバーグ)半導体メーカーのマーベル・テクノロジー・グループは、ネットワーク・プロセッサーのメーカーである米カビウムを約60億ドル(約6700億円)で買収することで合意した。事情に詳しい関係者が明らかにした。
取引はまだ公になっていないとして同関係者が匿名で語ったところによれば、現金と株式の組み合わせによる買収となる。両社は20日にも詳細を発表することを目指している。マーベルによる買収についてはロイター通信が先に報じていた。
マーベルはハードディスクドライブ(HDD)を制御する半導体を専門とするが、新しい技術の普及でHDD市場の成長は頭打ちとなっている。カビウムは英アーム・ホールディングスの技術を使い、サーバー用マイクロプロセッサーの市場でインテルの牙城を崩そうと取り組んでいる企業の1社。
マーベルとカビウムに通常の営業時間外に電話と電子メールでコメントを求めたが、今のところ返答はない。
(2017/11/20 15:00)