欧エアバス、大型「Ａ３５０」開発を白紙に

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【トゥールーズ＝ロイターＥＳ・時事】欧州航空機大手エアバスの旅客機「Ａ３５０ＸＷＢ」のマーケティング部門責任者、リュカ・ウジェナ氏は２０日、ロイター通信に対し、「より大型のＡ３５０を開発する計画はなく、需要もない」と述べ、既存機種の発展に力を注いでいく考えを示した。

同社は２０１７年夏、大型のＡ３５０を開発する計画を棚上げした。ライバルの米ボーイングは、大型の「７７７Ｘ」を開発している。一方、世界最大のジェット旅客機Ａ３８０については、高い需要があるとし、同機とＡ３５０―１０００との間には依然「大きな差」があると付け加えた。