産業春秋/分かち合いのリレー

(2021/11/4 05:00)

「クリスマスには子どもたちにお菓子が喜ばれる。社内に寄付を呼びかけたところ」。未利用食品を生活困窮家庭の支援に役立てている中小企業で聞いた。学校給食がなくなる夏と冬の休みには、子どもたちの強い味方になる。

電子部品製造業の旭陽電気(山梨県韮崎市)は、社員が家庭に眠るレトルト食品や缶詰などを寄付するフードドライブを展開。フードバンク山梨が実施する「フードバンクこども支援プロジェクト」を応援する。

運送業のキユーソー流通システム(東京都調布市)は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)をかけ声だけに終わらせない。コロナ禍の中、社員から中元や歳暮の贈答食品を集め、フードバンク調布に提供する活動を始めた。

食べられるのに廃棄される国内の「食品ロス」は年間600万トンに上る。世界の食料援助量の1・4倍に相当する。国民1人当たり茶わん約1杯分のご飯を毎日捨てていることになる。

フードバンク山梨によると、利用者の7割が1日400円未満の食費で暮らす。分かち合いの心はリレーされる。子どもたちから届いたお礼の手紙には「私も人を助ける仕事や人のやくに立つ仕事にしょうらいつきたいです」とある。

(2021/11/4 05:00)

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