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ストラタシス、量産規模の3Dプリンティング向けSAF(TM)テクノロジーの提供を発表

(2021/3/29)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:株式会社ストラタシス・ジャパン

ストラタシス、量産規模の3Dプリンティング向けSAF(TM)テクノロジーの提供を発表

ストラタシスが成長中の3Dプリンティング量産パーツ市場にフォーカスする中で、SAF(Selective Absorption Fusion(TM))テクノロジーが新H Series(TM) 3Dプリンタのコアに

ポリマー3Dプリンティング・ソリューションで業界をリードするStratasys Ltd.(以下ストラタシス)は、近く発表するパウダーベッド・フュージョン方式の3Dプリンタの詳細を初めて発表しました。新しいH Series(TM)プロダクション・プラットフォームは、量産ニーズに対応するために開発されたSAF(TM)(Selective Absorption Fusion(TM))テクノロジーをコアとして採用します。SAFテクノロジー方式の3Dプリンタは2021年第3四半期に提供開始予定です。


SAFは最終部品のため生産レベルのスループットを提供する新しい工業グレードのアディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)技術です。10年を超える研究開発の成果であるSAF方式の3Dプリンタは生産レベルのスループットで競争力のあるパーツあたりコストを実現し、満足度や高い生産歩留まりを可能にするパーツ品質、一貫性、信頼性を提供します。

SAFテクノロジーはカウンター回転式ローラーを使用してプリントベッド上に粉末層をコーティングし、吸収流体をプリンティングしてパーツの層を描きます。プリントベッドの全範囲に赤外線ランプをあてることにより、描かれた層が融合されます。SAFテクノロジーはこうした重要な加工ステップをプリントベッド全体で同一方向に実行し、均一に加熱します。これにより、造形時の配置を問わず、すべてのプリンティング・パーツの一貫性を実現します。

一貫性と効率の高いパウダーマネジメント
SAFテクノロジーの革新的なBig Wave™パウダーマネジメント・システムは、必要な粉末をプリントベッド全体に常に確実に分散し、熱安定性が高く広い粉末面の維持を可能にします。あふれた粉末はすべて迅速に再循環され、粉末が熱にさらされるのを最小限にとどめるとともに、粉末の劣化を抑えます。これにより、必要な新しい粉末の量と運用コストを低減します。

エネルギー効率の高い吸収流体と工業用プリントヘッド
SAFテクノロジーは高エネルギー吸収HAF™流体を、粉末形状の材料層の全領域の上にわずかワンパスで選択的に噴射する技術です。工業用ピエゾ方式プリントヘッドは流体を1回または複数回噴射し、スループットに影響を及ぼすことなく、細部や広い領域の製作を行います。この技術はユニークで特殊な機能性流体に対応し、さまざまな粉末を加工します。赤外線エネルギーが照射され、選択された領域と下層の粒子を融合します。厳格な熱制御により反りや品質への影響を防止するとともに、プリントベッドに必要とされるピーク温度を低減することから、SAFテクノロジーは生産に最適です。

ストラタシスのプロダクト・ストラテジーおよびコーポレート・デベロップメント担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントのOmer Kriegerは、「多くの企業がより迅速で効率的な製造方法を模索する中、世界のさまざまな産業で3Dプリンティングによる製造のトランスフォーメーションが進んでいることから、私たちは最終製品をビジネス戦略の中核として位置づけました」と述べ、さらに「SAFテクノロジーは車載、コンシューマ製品、家電、産業機器などのアプリケーションに対応するための新たな機会を切り拓く大きなイノベーションを意味します。これにより、私たちは多くのアプリケーションの従来型製造からの移行を実現するとともに、アディティブ方式でしか製造できない製品の開発も可能にします」と語りました。

ストラタシス社内の市場分析によれば、製造用途では3Dプリンティング産業で著しい成長の可能性が最も大きく、2025年までに市場規模が約250億米ドルに達するとみられます。実際に、CONTEXTはポリマーパウダーベッド・テクノロジーを採用した3Dプリンタの売上高の年間成長率が2020年から2024年までに21%になると予測しています。FDM(R)やOrigin P3™方式の3Dプリンタにより、ストラタシスは多数の産業にわたり、ツーリングから最終部品に至るまで、製造用途の大部分に対応できる体制を確立しています。

ストラタシスは多数の産業でサービスを提供できるアプリケーションを拡充するため、SAFテクノロジーを採用したH Seriesプロダクション・プラットフォームを開発しています。SAFテクノロジーはポリアミドやエラストマーなどのさまざまな材料を加工できます。また、ストラタシスと主要な化学製品会社との協力関係により、新材料の迅速な市場投入が可能になります。

SAFテクノロジーの詳細については、https://www.stratasys.co.jp/saf-technology をご覧ください。ストラタシスは4月7日(米国時間)にLinkedInとFacebookで動画ライブを行います。ストラタシスのリーダーと、Xaar 3Dの技術ディレクタでSAFの基礎となった技術の発明者であるNeil Hopkinson教授が、SAFテクノロジーの詳細、開発の歴史、ストラタシス製品ポートフォリオでの役割について解説するとともに質問を受けます。






ストラタシスについて
ストラタシスは航空宇宙、車載、コンシューマ製品、ヘルスケアなどの産業向けの革新的な3Dプリンティング・ソリューションを提供し、アディティブ・マニュファクチャリングへのグローバルな移行をリードしています。スマートなコネクテッド3Dプリンタ、ポリマー材料、ソフトウェア・エコシステム、オンデマンド・パーツ造形サービスを通じて、ストラタシスのソリューションは製品バリューチェーンの各ステージで競争面での優位性を提供します。世界をリードする企業や組織がストラタシスのソリューションを活用し、製品設計のトランスフォーメーション、製造やサプライチェーンの迅速化、患者ケアの向上を実現しています。

ストラタシスの詳細については、https://www.stratasys.co.jp/、ストラタシスのブログ(https://www.stratasys.com/explore)、Twitter(https://twitter.com/stratasys)、LinkedIn(https://www.linkedin.com/company/stratasys/)、Facebook(https://ja-jp.facebook.com/stratasysJP/)をご覧ください。

ストラタシス・ジャパンはStratasys Ltd.の日本子会社で、ストラタシスが製造する3Dプリンタおよび3Dプリンタ材料の販売やパーツ造形サービス(DFP)の提供を行っています。本社は東京都中央区で、大阪に支店があります。

Stratasys、H Series、H Series Production Platform、FDM、P3はStratasys Ltd.と子会社の両方あるいはいずれか一方の商標または登録商標です。SAF、Selective Absorption Fusion、Big Wave、Xaar、HAFはXaarの商標です。他のすべての商標はそれぞれの所有者に帰属し、ストラタシスはこれら非ストラタシス製品の選択、性能、使用に関して一切の責任を負わないものとします。

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※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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