一方、11月の輸入鋼材の入着が前月から増加したため、在庫率は2・3カ月と高水準が続く。同社は、10月の入着の遅れが影響したとの見方を示した上で、安価な輸入材が及ぼす国内市況に懸念しており、今後の入着量...

同社によるとステンレス鋼の国内需要は薄板、厚中板とも堅調に推移しているが、市中では輸入鋼材の急増を背景に、ニッケル系冷薄の在庫過剰感が強まっている。

建設需要の先細りや安価な輸入鋼材との競争激化をにらみ、グループの経営効率や事業の付加価値を高めて収益基盤を強化する狙いだ。

建設向け鋼材の国内需要は人口減少に伴う先細りが予想され、安価な輸入鋼材の流入もあって供給過剰感が強まっている。... だが、建設用鋼材の持続的成長は期待しにくく、「施工現場の技能者不足」(東京...

鋼材市況は、内需低迷と中国製などの安価な鋼材がアジア市場へ大量に流入した影響で、15年以降に急激に下がった。... 鉄鋼メーカーの販売競争が世界規模で激しさを増し、国内でも安価な輸入鋼材を使う需要家が...

一方で、高水準が続く輸入鋼材の影響については「海外市況が改善し値上げは続いているが、まだ安い物が入ってきている」とし、引き続き注視する考えを示した。

一方、薄板3品の輸入鋼材の動向には「(5月の)輸入価格は前月比で2000円程度上昇しているが価格面では国内材より安い。輸入量も再び増えているので今後の動きを注視していきたい」(...

また5月については、「鋼材の閑散期で季節パターンによる減少はあっても、需要は堅調で需給のタイト感は継続する」(同)と述べた。... 一方、薄板3品の輸入鋼材については前月より数量は減少...

中国製の低価格な輸入鋼材との厳しい競争が続く中で、原料炭価格の高騰分を鋼材の販売価格に転嫁しきれず、利ざやが縮小した。鋼材需要は一時期の低迷を脱し、堅調に推移しているものの、業界内からは「利益なき繁忙...

東京製鉄は20日、3月契約分の店売り向け鋼材販価を4カ月ぶりに全品種で据え置いた。... ただ、今後の鋼材市況については「国内在庫は減少し、引き続き需給はタイト。... 輸入鋼材については、「為替はし...

「8月に比べて減少したが、9、10月とも輸入量は27万トン。... 米国などがアジアなどの鋼材に対してアンチ不当廉売(アンチダンピング)措置に動いているため、「行き場のなくなった安価な...

東京製鉄は21日、12月契約分の店売り向け鋼材を全品種でトン当たり5000円引き上げると発表した。... これまで、鋼材市況に影響を与えてきた中国などからの安価な輸入鋼材については「海外メーカーも取り...

ただ、相場は韓国などからの安価な輸入鋼材が増加傾向にあるため「注視していきたい」(同)と警戒感を示した。 ... ただ、輸入鋼材の動向については、「注視する必要がある...

【再び下落】 ベトナム政府は2015年12月、輸入鋼材製品に加え、ビレットに対し緊急輸入制限(AD)調査を開始。... だが、鋼材市況が回復したことから中国鉄鋼メーカ...

日本鉄鋼連盟の進藤孝生会長(新日鉄住金社長)は24日の定例会見で、足元の鋼材需要が「底堅い」との見方を強調した。... 鋼材需要について進藤会長は「力強さには欠けるが、在庫調整も進展し...

台湾などの輸入鋼材も値上げに動き、市場は強含む方向にある。

東京製鉄は20日、2016年7月契約分の店売り向け鋼材を全品種で据え置くと発表した。... 安価な輸入鋼材の影響は限定的で、国内市況は緩やかに回復するとの見方を示した。 ... 赤字...

確かに中国メーカーは赤字を垂れ流しながら、安価な鋼材を大量に輸出している。... 他地域を含めても輸入は63万トンだ。... 通商摩擦が激しくなり、各国が輸入鋼材に高い関税をかけるとなると日本製品が巻...

【18品種改善】 全国鉄鋼販売業連合会がまとめた業況調査によると、鋼材流通・加工業者の需給DI(供給が「不足」と答えた企業の割合から「過剰」とした企業の割合を引いた値)...

輸入鋼材が値上げに動き、東京製鉄が販価を引き上げ、地合いは締まりつつある。