研究機関は事故の教訓を防災につなげるため、雪崩の危険性予測に向けた研究を進めている。気象研究所の橋本明弘主任研究官は、「雪崩が発生する仕組みなどを学校などで教えられれば、防災の啓発につながるのでは」と...

「首都圏のレジリエンス(復元力、強靱〈きょうじん〉さ)を高めるため、産学官が連携する場が『データ利活用協議会』だ」と紹介するのは、防災科学技術研究所理事長の林春男さん。 ...

防災科学技術研究所(防災科研)雪氷防災研究部門の中村一樹主任研究員らは、関東地方など太平洋側の地域で発生する表層雪崩(用語参照)を予測するプログラムを開発した。

防災科学技術研究所社会防災システム研究部門の佐藤良太特別研究員は、災害に関する情報の集約や発信を研究している。... 15年に防災科研へ入所した。 ... 現在は、災害に関する情報を...

一方、同被災地域では防災科学技術研究所などがドローンを活用し、情報収集を実施した。

文部科学省は、東京ガスやJR東日本といった企業や国が持つ5000カ所以上の地震計などの観測データを集約し、首都圏の企業や自治体に発信するサービスを2021年度以降に開始する。... 観測データは防災科...

防災科学技術研究所などの研究機関が参加しており、ここで得たデータを基に、首都圏のゲリラ豪雨予測や落雷対策などに生かそうとしている。(高橋沙世子) ...

防災科学技術研究所が企業や大学などとの産学官連携の研究開発を加速している。... 防災科研の「先端的研究施設利活用センター」(茨城県つくば市)が旗振り役となっており、国が持つ実験施設の...

【評価・検証まで】 08年に開設した既存の研究開発拠点「ライフインセンター」(栃木県小山市)の敷地内に、新たに2階建ての建屋を増築し、「ライフイン環境防災研究所」とし...

防災科学技術研究所は、気象予測などに利用できるデータ「客観解析値」を作成して民間気象会社に提供し、首都圏の天気予報の精度を向上させるなどの共同研究を10月にも始める。防災科研の持つ雲や雨の基になる水蒸...

防災科学技術研究所は4日10時から雪氷防災研究センター新庄雪氷環境実験所(山形県新庄市)を一般公開する。人工降雪装置を使った吹雪の体験会や風洞装置の中で樹氷をつくる実験のほか、自然災害...

特に雪崩や液状化現象の実験は人気がある」と紹介するのは、防災科学技術研究所専門員の納口恭明さん。 “ドクター・ナダレンジャー”として、自然災害をわかりやすく解説する科学実験教室を開く...

企業が持つ地震計などで観測した情報や防災に関する技術を共有し、事業継続計画(BCP)強化に役立てるための協議会「データ利活用協議会」が発足した。... 会長には東京大学地震研究所の平田...

防災科学技術研究所は8日、高知大学や佐賀大学などと共同で、鉄筋でできた籠に石を詰めた構造体「蛇籠(じゃかご)」を積み上げて作る構造物「蛇籠擁壁」の安定性を高める研究...

7日に開幕した「2017防災産業展in東京」では、防災・減災に関するさまざまなシステムや技術、装置などを紹介。被災によりインフラ機能が失われた時に必要となる、エネルギーや水などを供給できる装置や技術の...

慶応義塾大学環境情報学部の山口真吾研究室と情報通信研究機構、防災科学技術研究所は5日、防災・減災分野へ人工知能(AI)技術の導入・普及を目指す共同研究会議を設立したと発表した。 ...

JR東日本と防災科学技術研究所(防災科研)は、津波を早期に検知し、列車を安全に運行させる研究を始める。... JR東日本と防災科研が1日に包括連携協定を結んだ。... 【用語】S―ne...

これまでの地方開催で蓄えた東北や東海地区との連携を基に、官民一体で防災の最新技術やノウハウを発信する。... 防災用品や防災備蓄品も展示する。 ...

気象庁気象研究所環境・応用気象研究部の高薮出部長の研究グループは、同研究所の気候モデルを使って日本・中国・韓国の2079―99年の梅雨の期間をシミュレーションした。... 防災科学技術研究所(...

自然災害が頻繁に発生する日本において、防災への備えは欠かせない。... 官民それぞれが先端技術を用い、対策を高度化している。 ... 防災科学技術研究所の林春男理事長は「日本でも情報...