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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/5/11 05:00)
日産自動車は2016年度の世界生産を前年度比1割増の580万台とする計画を主要サプライヤーに通知した。実現すれば2年連続で過去最高を更新する。うち国内生産は同2割増の105万台を計画。3期ぶりに目標とする100万台超を達成する見通しだ。人気が高まるスポーツ多目的車(SUV)の増産が世界生産を底上げする。
経済情勢などを考慮して5月中に最終的な生産計画をサプライヤーに通知する。最終的な計画は580万台から10万-20万台下振れる可能性があるが、過去最高だった前年度実績の522万台は大幅に上回る見通しだ。
下振れ要因の一つは熊本地震による生産への影響。三菱自動車の燃費不正問題については現時点で「生産計画に影響を与えるとは聞いていない」(主要サプライヤー)という。
国内では16年度に生産が始まる北米向け主力SUV「ローグ」、国内向けの小型車「ノート」の一部改良モデル、ミニバン「セレナ」の全...
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(2016/5/11 05:00)
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