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[ エレクトロニクス ]
(2016/6/8 05:00)
ルネサスエレクトロニクスは7日、2016年4―6月期の連結決算で、売上高が前年同期比19・1%減の1450億円、営業利益が同69%減の100億円、当期利益が同96・6%減の10億円となる見通しを発表した。熊本地震による自動車用マイコンの生産拠点の稼働停止の影響で、140億円の減収、80億円の営業減益を織り込む。合わせて設備の修繕や棚卸し資産の廃棄損などで、80億円の特別損失を計上する。
震災の影響について柴田英利常務兼最高財務責任者(CFO)は「7―9月期までは売り上げに影響するが、10―12月期には通常操業に戻る」との見通しを示した。また受注状況は「足元では堅調だが、震災の稼働停止による反動増が含まれている」と分析。「受注が堅調なまま続くかは、見極めるのが難しい」と説明した。
震災以外ではパワー半導体の一部製品など、自動車以外の非注力製品の撤退による38億円の減収を織り込んだ。
(2016/6/8 05:00)
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