[ トピックス ]
(2016/7/6 05:00)
国土交通省の「国道325号ルート・構造に関する技術検討会」は5日、熊本地震で崩落した阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)の復旧について、現在の位置より約600メートル下流で架け替える方針を決定した。橋の長さは600―700メートルとなる予定。現在の約200メートルから約3倍になり、川底からの高さも約20メートル高くなる。
検討会は、橋の架け替え位置について4案を議論した。現在の場所は大規模な土砂崩れが起きており危険性が高く、上流は熊本市方面と南阿蘇村方面を接続する交通路としては回り道となり利便性が低い点などを考慮し、下流での架け替えを決めた。橋の構造や着工時期は今後検討する。
阿蘇大橋を通る国道325号は黒川をまたいで国道57号と接続し、南阿蘇村や宮崎県方面から熊本市内方面に至る主要ルートだった。崩落により熊本市内への通勤・通学や観光などの産業が打撃を受けている。
(2016/7/6 05:00)
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