[ ロボット ]
(2016/7/21 05:00)
ディー・エヌ・エー(DeNA)とヤマト運輸は20日、自動運転を活用した物流サービスの実用化に向け、2017年3月から実証実験を開始すると発表した。DeNAのITを活用した自動運転関連のサービス設計ノウハウとヤマト運輸の物流網を組み合わせ、利便性の高いサービスを目指す。今後、さまざまな事業者の参画も視野に入れ、オープンに進める考え。
実証は「オンデマンド配送サービス」「買い物代行サービス」の2種類で行う。利用者のニーズに応えられるかを確認する。さらに実証に協力してもらう利用者から細かな要望などを収集し、実用化に生かす。
オンデマンド配送サービスは、利用者の希望時間に希望場所で荷物を受け取ることができる。スマートフォンで荷物の現在地や到着予定時刻も確認可能。買い物代行サービスは、地域の複数の商店の商品をインターネット上で購入し、一括で配送する。
実施期間は1年間の予定で、実施場所は国家戦略特区のいずれかの地域を検討する。
(2016/7/21 05:00)