[ ICT ]
(2017/10/25 05:00)
【台北=ロイターES・時事】アップルのジェフ・ウィリアムズ最高執行責任者(COO)は23日、台北で開催された台湾積体電路製造(TSMC)の会合で、スマートフォンが将来、人工知能(AI)技術の主要な基盤になるとの見方を示した。
アップルは27日、スマホ「iPhone(アイフォーン)」の発売10周年記念モデル「X(テン)」の予約受け付けを始め、11月3日に発売する。顔認証によるロック解除機能などが搭載される。スマホ向け最新プロセッサー「A11」にも、複数のAI機能が盛り込まれている。
ウィリアムズCOOは「スマホには(AIに関する)多くの機能が搭載されている。開発者はそれらを活用し、アプリを開発できる。スマホは(AIの)主要基盤だ」と語った。
ファウンドリー(半導体受託製造)世界最大手、TSMCの張忠謀董事長は会合で、アップルとの関係は「強固だ」と強調。両社の関係は「アイフォーン4」が発売された2010年から始まった。
(2017/10/25 05:00)