[ ICT ]
(2017/11/30 21:00)
NTT東日本と西日本は30日、アナログ電話線を使ったブロードバンド通信サービス「フレッツ・ADSL」について、2023年1月末にサービス提供を終了すると発表した。光回線によるサービスが普及し、今後も利用者の減少が見込まれるため。
NTT東西の非対称デジタル加入者線(ADSL)サービスは00年に開始。映像や音楽などのコンテンツをインターネットで楽しむことが一般的になる大きな転機となり、ピーク時の契約数は568万2000件(05年3月末)に拡大した。しかし、光回線の普及に伴い契約数はピーク比85%減となる84万7000件(今年9月末)まで減少していた。両社は16年6月、新規受け付けを終了している。
一方、同様に00年に始まった総合デジタル通信網(ISDN)を利用したサービスも、18年11月末で新規受け付けを終了する。
東西は光回線サービスを提供していない山間部や離島などでは引き続きADSL、ISDNのサービスを続ける。(時事)
(2017/11/30 21:00)