[ 地域経済 ]
(2018/2/8 13:30)
記録的大雪で立ち往生した救急車を引っ張る陸上自衛隊員(8日午前、福井市 陸自第10師団提供=時事)
福井県と石川県を結ぶ国道8号では8日も、降り続く大雪により発生した大規模な車両の立ち往生の解消に向けた除雪作業が、徹夜で行われた。立ち往生は解消に向かいつつあるが、同日午前11時現在、福井県あわら市―福井市間でなお約290台が動けない状態が続いている。
8号を管理する国土交通省によると、立ち往生区間のうち、福井市内についてはほぼ解消された。順調にいけば8日中に全区間で解消される見通し。
ただ、新たな渋滞が発生する恐れもあり、除雪作業を続ける陸上自衛隊は、通行止めとなっている8号に脇道から車を進入させないよう県などに求めている。
陸自は8日、約1400人態勢で作業に当たり、重機を使った除雪のほか、ドライバーへの燃料補給などを実施した。国交省も除雪車や人員の支援を受けながら復旧作業を進めた。
(2018/2/8 13:30)