[ トピックス ]
(2018/6/27 05:00)
大阪大学の超高圧電子顕微鏡センター(大阪府茨木市)にある大型超高圧電子顕微鏡が18日発生の大阪北部地震で破損し、使用不能になっている。23億円を投じ1995年に設置した同顕微鏡だが、メーカーに部品の在庫がなく修理が受けられないと判明。今後、大学側で図面を見ながら破損の状態を精査する。
致命的な破損がなければ、同センターで修理用部品を設計し、修復の可能性を探る。
センター長の保田英洋教授は「修理できるかは、どの部品が破損したかを詳細に調べる必要がある」と語る。修理可能なら2年以内に復旧できる見通しで、大阪府東大阪市などの製造業に部品の製造を依頼する方針。一方、15年に導入した新型の顕微鏡も使用不能に陥り、メーカーに修理を打診している。
大型超高圧電子顕微鏡は世界最高の加速電圧300万ボルトをかけられ、物質の構造や細胞内部などを詳細に観察できるという。
(2018/6/27 05:00)
トピックスのニュース一覧
- 深層断面/ゲリラ豪雨を捕まえろ! 進化する気象観測・予測技術(17/07/17)
- 次世代ビジネス・防災/西日本発電機−防災向け自家発電装置(17/07/17)
- コアテクノロジー・人工知能&ビッグデータ活用/dazzy−美少女オーディション(17/07/17)
- モノづくり体感スタジアム開催、コマツなど8社・団体出展−モノづくり日本会議(17/07/17)
- 新刊/ディレクトフォース観光立国研究会編『日本再発見紀行平成の今を伝えるこころの旅路』(17/07/17)
- 新刊/對馬陽一郎著『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』(17/07/17)
- 紀伊国屋書店ベストセラー(17/07/17)
- 九州豪雨/復旧支援・義援金−サントリーホールディングスほか(17/07/17)
- 企業信用情報/13日・14日(17/07/17)
- 書店だより(17/07/17)