ネーミング大賞、「アサヒ ビアリー」など表彰 本社主催

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  ネーミング大賞を受賞する松山アサヒビール専務（左）

日刊工業新聞社は３日、東京・大手町の経団連会館国際会議場で「第３２回読者が選ぶネーミング大賞」の表彰式を開いた。大賞にアサヒビールのビールテイスト飲料「アサヒ　ビアリー」が選ばれ、記念の盾を贈るなど全１５件のネーミングを表彰した。総投票数１万１０５５票のうち、ビアリーは３１３８票を獲得。ビアリーは片平秀貴（ほたか）氏（丸の内ブランドフォーラム代表）ら４人の審査員による審査員特別賞も同時受賞した。

アサヒビールの松山一雄専務は「栄えある賞を同時にいただけると思ってなかった。朝の会議で微アルのビアリーという案が出て、その響きに心地よくなり、朝にもかかわらず飲みたいと思い即決した記憶がある」と受賞の喜びを語った。

片平代表は「新商品が各方面から出て、素晴らしい名前がついた。ビアリーは３音節と短く、特徴を表し、読者もピンときたのでは。受賞商品が３０年後も元気に羽ばたいていてほしい」と述べた。