東証大発会、一時700円超下落 地震など投資家心理に影響

(2024/1/4 17:00)

2024年最初の取引となる大発会が開かれた4日の東京株式市場で、日経平均株価の下げ幅は一時700円を超えた。終値は前営業日比175円88銭安の3万3288円29銭に下落した。元日の能登半島地震や2日に羽田空港で発生した航空機の衝突事故が、投資家心理に影響したとみられる。

  • 能登半島地震・羽田空港事故の犠牲者を悼み黙とうする鈴木財務相(壇上右から2人目)ら

大発会には証券関係者ら約100人が参加し、冒頭に1分間の黙とうが捧げられた。

日本取引所グループ(JPX)の山道裕己グループ最高経営責任者(CEO)は「新NISA(少額投資非課税制度)が始まる象徴的な年であり、個人の投資への意識が加速する1年になる」と宣言した。今年の相場格言「辰巳天井」に触れ、「昇り竜のように株価が上昇することを願う」と期待を込めた。

鈴木俊一財務相は被災者への対応に尽くすとした上で、「家計資産からの投資が企業価値を向上させ、家計に還元される。こうした成長と分配の好循環を目指す」と述べた。

(2024/1/4 17:00)

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