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[ 化学・金属・繊維 ]
(2015/12/4 05:00)
住友化学は2016−18年度の3カ年次期中期経営計画で、3000億円程度を情報電子など成長3分野の事業拡大に向けたM&A(買収・合併)資金に充てる方針だ。現中計で進めた事業構造改革で財務状況が大幅に改善したことから、現中計と同規模の投資額4000億円に加え、機動的な大型投資を行うM&A資金を設ける。
次期中計では薄型ディスプレーなど電子部材の「ICT(情報通信技術)」、農薬・医薬の「ライフサイエンス」、リチウムイオン二次電池部材など「環境エネルギー」からなる成長3分野の強化を打ち出し、株主資本利益率(ROE)10%を安定的に達成する体制を築く。
成長3分野の技術を融合した次世代事業の開発も重視する。ICTとライフサイエンスの技術融合でバイオセンサーや精密農業、3分野の技術融合で折り曲げ可能なフレキシブルデバイスや次世代電池の製品開発を進める。こうした新製品の事業化にあたり、自社に足りな...
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(2015/12/4 05:00)
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- 住友化学は2016-18年度の3カ年中期経営計画で、約3000億円を成長3分野などのM&A資金に充当する。化学大手各社の次の一手から目が離せなくなってきた。
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