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[ エレクトロニクス ]
(2016/3/18 05:00)
東芝は2017年度にも、キヤノンと共同開発した次世代半導体露光装置をNAND型フラッシュメモリーの量産ラインに採用することを決めた。「ナノインプリント露光(用語参照)」技術を使った装置で、量産での利用は電機業界初。東芝はメモリーの製造コスト低減の切り札と位置づけ、経営再建の柱であるメモリー事業の収益力向上につなげる。キヤノンはナノインプリント露光装置を次世代の主力事業に育てる
■再建の柱、収益力上げる
東芝は17日に建設を発表した新工場(三重県四日市市)にナノインプリント露光装置を導入する。記憶素子を積層する3D(3次元)構造NANDメモリー生産の露光工程の一部で活用する。
ナノインプリント露光装置は、はんこを押すような要領で回路パターンを形成する。既存のフッ化アルゴン(ArF)液浸露光装置で2回必要になる処理が1回で済む。装置価格もArF液浸...
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(2016/3/18 05:00)
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