[ トピックス ]
(2016/6/3 05:00)
トヨタ自動車は2日、国内すべての車両組み立てラインを6日以降は継続して通常稼働することを決めたと発表した。4月14日からの熊本地震の影響で部品調達の状況を見極めるため、トヨタは1週間ごとにラインの稼働を判断してきた。被災したアイシン九州(熊本市南区)が手がける部品「ドアチェック」が代替生産により引き続き安定調達できることが確認できたため、1週間ごとの判断を今回で終える。
トヨタは熊本地震後に全国の車両組み立てラインを段階的に停止し、5月6日から通常稼働に戻した。
被災したアイシン九州は8月に再稼働する見込みで、現在は愛知県や九州での代替生産のほか、親会社のアイシン精機の中国やメキシコの拠点からの輸入により部品供給している。
(2016/6/3 05:00)