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[ ICT ]
(2016/6/29 05:00)
パナソニックは2018年度に、人工知能(AI)やクラウドコンピューティングを使った多言語音声自動翻訳技術を事業化する。卓上据え置き型、ポータブル型などの専用機を公共機関やホテルなどに展開し、20年の東京五輪・パラリンピックに向けて増加する訪日観光客の利便性向上に貢献する。専用機として使い勝手と翻訳精度を高めた。20年以降は流通など多様な業種や海外にも進出する。
自動翻訳技術はスマートフォンに搭載したアプリケーションを中心に実用化が進む。だがスマホはマイクや画面の性能や大きさに制約があり、会話の認識率と翻訳精度に課題が残る。専用機もあるが翻訳精度は常にスムーズな対話ができるレベルには届いていない場合が多い。
パナソニックが提供する専用機は、テーブルに設置する据え置き型、首から提げるウエアラブル型のほか、メガホンとの一体型、マイクモジュールなどをタブレット...
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(2016/6/29 05:00)
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