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[ エレクトロニクス ]
(2016/11/18 05:00)
パナソニックは次亜塩素酸から揮発した成分が付着菌の発生を99%抑制することを確認した。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、肺炎レンサ球菌、ロタウイルスへの抑制効果を実証したという。
同社は次亜塩素酸を除菌フィルターに含浸して汚れた空気を吸引・通過させ、除菌・脱臭する空間清浄機を販売している。そこで次亜塩素酸が持つとされる除菌効果の検証を進めている。
実験は北里環境科学センター(相模原市南区)で実施した。床面積25平方メートルの試験室内で回転式除菌フィルターに一定の風を当てて次亜塩素酸を揮発させ、離れた場所に置いてある試験皿に付着した3種の菌とウイルスの生存数を調べた。いずれも120分で99%が死滅していたという。パナソニックはこれまでに、大腸菌やインフルエンザなどへの抑制効果も確認している。
次亜塩素酸は食塩水を電気分解して作られる水溶液。揮発した有効塩素成分が菌やウイルスの抑制に効果があると期待されている。
(2016/11/18 05:00)
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