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[ 環境・エネルギー ]
(2017/6/9 05:00)
【福井】関西電力は8日、美浜原子力発電所(福井県美浜町)3号機(出力82万6000キロワット)の最長60年の運転に向けた安全性向上対策工事の計画を発表した。地元の福井県と美浜町にも同日報告した。6月中旬に着工し、総工費約1650億円、2020年1月完成を予定する。
防潮堤の設置などのほか、見直された基準地震動(最大加速度993ガル)に対応し、使用済み燃料収納ラックの揺れ軽減には非固定の滑り方式を初めて導入する。美浜3号機は1976年12月の運転開始。16年11月に原子力規制委員会から、運転期間延長の認可を受けた。
(2017/6/9 05:00)