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[ 医療・健康・食品 ]
(2017/6/13 05:00)
日立製作所は世界トップレベルのがん専門病院である米MDアンダーソンがんセンター(テキサス州)と頭頸部(けいぶ)がんへの放射線治療を共同研究することで合意した。X線と陽子線による臨床試験を実施し、治療効果や副作用の比較、今後の陽子線の治療計画などに生かす方針だ。
共同研究は2019年12月末までの2年半で、計465人の頭頸部がん患者に対し、X線と陽子線の2種類の放射線による治療を行う。MDアンダーソンをはじめとする10施設で試験する予定だ。
日立製作所は06年にMDアンダーソンに陽子線治療装置を導入・稼働した。国内外で受注を増やしており、日米の8施設で稼働し、世界5施設で建設中だ。
(2017/6/13 05:00)