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[ エレクトロニクス ]
(2017/8/1 05:00)
三菱マテリアルは31日、全世界の携帯電話の周波数帯に対応した車載用通信機器向けアンテナ「マルチバンドアンテナ」を開発したと発表した。10月から車載用通信機器メーカーへのサンプル出荷を始める。機器メーカー側は、国や地域ごとの周波数帯の違いに応じて複数種類のアンテナを調達する手間を省ける。情報通信機能を持つ車の増加に伴い、車載アンテナの需要は伸びており、2019年3月期に月10万台の販売を目指す。サンプル出荷や量産段階の価格は明らかにしていない。
車内の設置場所に合わせて、棒状(長さ143ミリ×幅15ミリ×厚さ9ミリメートル)と板状(長さ119ミリ×幅44・5ミリ×厚さ9ミリメートル)の2種類の形状を用意した。アンテナ1台で699メガ―3950メガヘルツの周波数帯に対応する。使用温度範囲は車載標準規格「AEC−Q200グレード2」(マイナス40度−105度C)に準拠した。
(2017/8/1 05:00)
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