- トップ
- 環境・エネルギーニュース
- 記事詳細
[ 環境・エネルギー ]
(2017/8/22 05:00)
【ロイター=ES・時事】経営破綻した米テキサス州の公益事業会社エナジー・フューチャー・ホールディングスは20日までに、送電子会社オンコーの売却先を、著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイから米エネルギー大手センプラ・エナジーに切り替える意向だ。消息筋が明らかにした。バークシャーは90億ドルでの買収提案を行ったが、エナジー・フューチャーはセンプラによる94億5000万ドルの提案を受け入れるもようだ。
オンコーの買収失敗は、バフェット氏にとっては珍しい打撃となりそうだ。同氏は企業の買収競争を好まない。エナジー・フューチャーがテキサス州当局の反対で、これまでに2度もオンコー売却に失敗したことを受け、バークシャーは2カ月前に急にオンコー買収に名乗りを上げた。
バークシャーでエネルギー部門担当最高経営責任者(CEO)のグレッグ・アベル氏にとってもオンコー買収失敗は打撃だ。
(2017/8/22 05:00)