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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/10/13 05:00)
ファーストリテイリングが12日発表した2017年8月期連結決算(IFRS)は売上高にあたる売上収益が前期比4・2%増の1兆8619億円、営業利益は同38・6%増の1764億円、当期利益は同2・5倍の1192億円と、いずれも過去最高となった。海外ユニクロ事業の売上高が同8・1%増、営業利益が同95・4%増と伸びた。値引きを抑え、売上総利益率が大幅に改善した。
第二の柱に見込むジーユー事業は増収ながら、営業利益が同39・0%減となった。人気商品に欠品で機会ロスが生じたほか、円安で原価率が上昇した。
18年8月期の業績予想は売上高が同10・1%増の2兆500億円、営業利益が同13・4%増の2000億円、当期利益が同0・6%増の1200億円。各セグメントで増収増益を見込む。柳井正会長兼社長は「コア部分は統一しつつ、一人ひとりの客に合う商品と情報を伝える個店経営を目指す」と述べた。
(2017/10/13 05:00)