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[ 医療・健康・食品 ]
(2017/10/26 05:00)
【熊本】化学及血清療法研究所(化血研、熊本市北区、木下統晴理事長・所長、096・344・1211)は25日、新型インフルエンザワクチンの生産拠点となる合志事業所(熊本県合志市)の落成式を行った。同事業所は、新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)に備える国の事業の一環として建設。総工費は国費156億円を含む約250億円を投じた。新型インフルエンザ用ワクチンの1シーズンの生産能力を現在の4000万人分から約4割増の5700万人分まで高められる。
敷地面積は約10万平方メートル。地下1階、地上6階建て。建築床面積は約2万平方メートル。延べ床面積は約5万5500平方メートル。2018年夏に稼働予定。従業員数は約400人。
木下理事長(写真)は「皆さんのおかげで将来につながるシンボルとなる工場が落成した。今後も我々の努力を見て頂きたい」と述べた。
(2017/10/26 05:00)