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[ 環境・エネルギー ]
(2017/11/1 05:00)
東京ガスは31日、ガス栓の交換作業を委託したグループ会社の作業員が、保安規定で定められたガス漏れ試験を行っていなかったと発表した。不正は88件に上り、作業後、ガスコンロが燃える火災も1件起きた。経済産業省は同日、東京ガスに文書で厳重注意し、これまでに実施した交換作業約16万件に不正がないか点検することなどを指示。同社は交換作業を一時やめ、再発防止策を検討する。
東京ガスによると、不正が見つかったのは、ガスコンロと接続するガス栓の交換作業。「東京ガスライフバルTAKEUCHI」(東京都練馬区)の男性作業員(54)が担当した工事のうち60件でガス漏れ試験を実施しなかったほか、26件でも正しい手順で試験をしなかった疑いがある。
(2017/11/1 05:00)