[ 政治・経済 ]
(2017/11/24 05:00)
経済産業省は、医師以外が高齢者の足部を手入れする一部サービスについて、医師法に抵触しないとの検討結果を公表した。高齢者の足部異常を防ぐサービスの普及につながる可能性がある。
検討対象は巻き爪や皮膚の乾燥などを予防するサービス。医師以外による爪の切断や保湿クリームの塗布といった行為が、医師法に触れないことを確認した。
昨今、高齢者介護施設の入居者が足部の異常により歩行困難になる事例が発生している。同サービスを検討する事業者が、規制の適用の有無を照会できる「グレーゾーン解消制度」に基づき、法令上の位置付けを明確化するよう求めていた。
(2017/11/24 05:00)