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[ エレクトロニクス ]
(2018/2/6 05:00)
パナソニックは5日、2018年3月期連結業績予想(国際会計基準)の上方修正を発表した。売上高を前回予想比1500億円増の7兆9500億円(前期比8・3%増)とした。米テスラ向け車載用電池の販売遅れのマイナスを自動車向け情報システム、工場向けモーター、電子部品実装機などの好調事業がはね返す。
営業以下の各利益段階もそれぞれ上方修正した。同日、都内で会見した梅田博和取締役執行役員は「当初期待した事業以外がしっかり稼いだ。稼ぐ力は強くなっている」との手応えを示した。
二次電池事業はテスラ新型車の生産遅れの影響から、売上高と営業利益が計画から大幅に下振れした。ただ車載用角形電池、テスラの従来車種向け、産業用円筒形電池の販売が伸びてマイナス影響を半減。今回修正した二次電池事業の通期見通しは、売上高が前回予想比450億円減の4265億円、営業損益は前回予想66億円の黒字から54億円の赤字となった。
(2018/2/6 05:00)
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