[ 金融・商況 ]
(2018/2/8 05:00)
ビットポイントジャパン(東京都港区、小田玄紀社長、03・6303・0314)は、仮想通貨のマイニング(採掘)事業に参入する。香港のマイニング事業会社のパッションプログレスと月内に事業を始める。
マイニングは、対象となる仮想通貨の過去の取引履歴の保存・記録をシステム上で行う作業。その整合性を最も早く計算処理した採掘者(マイナー)には報酬として新しい仮想通貨が支払われる。
ビットポイントジャパンは、特定用途向けIC(ASIC)マイニングシステムなどを使って、ビットコイン、イーサリアム、ライトコインなどを調達し、自社の取引所で売却する計画。当初は試験的に自社でマイニング投資する。投資額は非公表。当面はアジア、中東、北欧、カナダなどでマイニングを展開し、分散投資でリスクヘッジとマイニング効果を検証する。
同社はリミックスポイントの子会社。2017年9月に金融庁から「仮想通貨交換業者」として登録されている。
(2018/2/8 05:00)