プレス技術２月号／金型メンテナンスの注意点とポイント

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日刊工業新聞社が８日に発行する「プレス技術２月号」では「抜き・曲げ・絞り、加工別におさえる金型メンテナンス」を特集する。それぞれの加工法における金型メンテナンスの注意点やポイントを提示。金型構造や金型以外の要因ともなりえるプレス機械なども取り上げ、欠かせない基礎知識を紹介する。

総論はカズ・システム（茨城県北茨城市）の小野田一夫社長による「『抜き』『曲げ』『絞り』で起こりうるトラブルを『元』からなくす、金型メンテナンスの心得」。解説では西野プレスコンサルタント事務所の西野利行代表が金型構造から考慮して行う「抜き」「曲げ」加工におけるメンテナンスのポイントを紹介。「絞り」加工は、丸秀（東京都大田区）の金田雄一郎製環部品課係長が、同社のハイテン材絞り金型のメンテナンス実務を事例に挙げながら、難加工材の絞り加工を安定して実現するノウハウを示す。

近年国内では難加工材や複雑形状の加工案件が増え、金型の摩耗や破損などのトラブルが増えている。それらを想定し、未然に防ぐ技術と柔軟に対応できる人材の育成が求められている。