[ ICT ]
(2019/6/6 12:30)
中国は第5世代通信(5G)の営業免許をチャイナモバイル(中国移動)など4社に交付した。テクノロジーや貿易をめぐり米国との摩擦が激しくなる中、米中対立は5Gへと舞台が移る。
中国中央テレビ局(CCTV)によると、チャイナモバイルとチャイナテレコム(中国電信)、チャイナユニコム(中国聯通)の国有無線通信事業者3社とチャイナ・ブロードキャスティング・ネットワーク(中国広播電視網絡)に本格的な商用展開でライセンスが付与された。無線通信3社は北京や深圳など数都市で5G技術の試験を進めていた。
5G通信の本格展開は自動運転やロボティクス、リモート監視、仮想現実(VR)分野で応用デバイスの設計を手掛ける中国企業を後押しすることになる。米国は世界最大の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)製品の使用を控えるよう同盟国に呼び掛けている。こうした状況下でファーウェイが主導権を維持しようとする中、予想よりも迅速な免許交付となった。(ブルームバーグ)
(2019/6/6 12:30)
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