[ ICT ]
(2019/8/20 12:00)
米アップルは11月までに、映画やテレビのサブスクリプション(定額制)サービス「アップル TV+」を開始する計画だ。2020年までにサービス収入500億ドル(約5兆3300億円)を達成する取り組みの一環。
事情に詳しい複数の関係者によると、同社は少数の選択した番組を投入し、その後数カ月でより頻繁に番組カタログを拡大する。アップルはライブラリーを構築するのに伴い、無料体験版を提供する可能性は高いと関係者は匿名を条件に話した。
アップルはネットフリックスやアマゾン・ドット・コムが先行するストリーミング配信に参入する。この分野は今後数カ月のうちにウォルト・ディズニーとAT&T、コムキャスト傘下のNBCユニバーサルも新サービスを提供する予定で、競争がますます激しくなりそうだ。
アップルTV+は、同社の主要なデジタル・サブスクリプション・サービス5種類の1つとなる見通し。同社はアップルTV+の料金を発表していないが、関係者によると、「アップル・ミュージック」や「アップル・ニュース+」と同水準の月額9.99ドルを検討しているという。
ネットフリックスとアマゾン・プライムの料金は最低8.99ドルで、「ディズニー+」は11月のサービス開始時に6.99ドルとする方針だ。アップル広報担当者はコメントを避けた。(ブルームバーグ)
(2019/8/20 12:00)
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