エレクトロニクス
JAXAと仏宇宙研、人工衛星向け半導体を来年めど実用化
宇宙航空研究開発機構(JAXA)はフランスと共同開発中の宇宙放射線対応の人工衛星搭載向け半導体を2010年中をめどに実用化する。開発品はFPGA(用語参照)と呼ばれる衛星用半導体で、米国製が市場を独占、米輸出規制法の対象品。技術情報を開示しておらず、調達に時間がかかることから、日仏で開発を進めている。実用化により、米国の独占市場を切り崩すことになり、日本にとっては衛星市場で活発な欧州へのビジネス拡大につながる。
JAXAによると、実用化するのは、JAXAとフランス国立宇宙研究センターが昨年から総額約15億円を投じて開発を進めているSRAM型FPGA。絶縁膜上シリコン(SOI)と付加回路を組み合わせ現在のアンチフューズ型よりもチップサイズを小さくし、本格生産すれば、生産コストを半分程度に下げ、価格も米国製に比べ2―3割安くできるという。
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