自動車
トヨタ、「イプサム」生産を12月に終了−HVなど開発集中
トヨタ自動車はミニバン「イプサム」の生産を12月に終了する。ここ数年は年間販売台数が5000台を下回る低水準で、新車買い替え補助制度の効果も薄いため、開発効率を勘案して生産を打ち切る。トヨタは「レクサス」を含め60以上の車種を抱えるが「売れる車の開発を優先し、車種数を絞り込む」(幹部)方針。ハイブリッド車(HV)や新興国向けの安価な小型車などに開発費を集中する。
イプサムは在庫がなくなり次第、販売をやめる。欧州など一部の地域でも順次販売を中止する。イプサムの2008年販売台数は前年の約半分の約2800台。09年も3000台と販売低迷が続いていた。生産工場であるトヨタ車体富士松工場(愛知県刈谷市)ではHV「プリウス」やミニバン「ノア」「ヴォクシー」が好調で、フル生産が続いている。イプサムの生産能力分はこれらの増産に振り向ける。
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