自動車
ヤマハ発、2輪用ナノ被膜排気管−ASEANモデルに採用拡大
【浜松】ヤマハ発動機は耐熱性が高く、変色やさびに強い独自開発のナノ膜コーティング技術の採用を拡大する。欧米向け3機種に採用したのに続き、21日発売のスポーツバイク「SR400」のエキゾーストパイプに採用する。軽量化やコスト低減につながる技術と位置付け、数年内に東南アジア諸国連合(ASEAN)地域のモデルに採用を広げる方針だ。
排気系部品のエキゾーストパイプは消音や排ガス浄化を担うのと同時に、2輪車のデザイン性を左右する重要部品。しかし走行中は約800度Cの排ガスにさらされ、変色やさびも起きやすい。このクレーム対策費用が2輪車メーカーの課題となっている。
新技術は液晶パネルのディスプレーなどにも使われる酸窒化ケイ素の被膜を応用した。ケイ素、酸素、窒素を独自に組み合わせた改良膜を蒸着させる技術を確立した。高い耐熱性を持つ透明、金色、青色の3色の被膜を安定して作ることに成功した。
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