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記事検索結果
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23年12月期連結決算は北米のタイヤ販売の伸長や為替の円安効果などを背景に、売上高が同11・2%増の5528億円、営業利益が同74・6%増の768億円となり、いずれも過去最高となった。
米州と欧州では、高水準だった受注残の解消に23年前半に取り組んだほか、輸送機器事業の需要回復や為替の円安進行も後押しとなり売上高が前期を上回った。
23年12月期は建築用塗料の販売増や値上げ、M&Aの寄与、為替の円安などで増収増益。
国内生産拡大で中国やタイを含めた3拠点の生産体制も最適化し、販売と生産の中国への依存体質を改め、為替への耐性も高める。
タイなど新興国の市況悪化が響いて販売台数が減少したが、為替の円安効果に加え値上げやアフターセールスの取り込みが奏功し、2023年4―12月期の売上高と営業・経常・当期の各利益段階で過去最高を更新した。
事業利益は航空機エンジンの収益性改善などで従来予想比30億円上方修正したが、当期利益は為替ヘッジで評価損が発生したため据え置いた。 山本克也副社長は「為替影響がないようオペレーション...
24年3月期連結業績予想は各地域の販売競争の激化や北米の物流逼迫(ひっぱく)などで販売台数計画を減らしたが、為替の円安効果やコスト削減で台数減の影響を補う考え。
アジア市場の低迷や品質関連費用などのマイナス要因を、他地域の販売台数増と販売構成の改善、価格改定、為替円安の効果が上回る。
メディカルシステム(医療機器)事業、イメージング部門が好調に推移したことに加え、為替の円安が寄与した。