富士テクニカは米自動車産業の低迷時に、それをカバーしようと外資メーカーの中国工場からの受注やインド・タタ自動車の超小型車「ナノ」向け受注に躍起になった。

ドコモはインドの携帯会社であるタタ・テレサービシズに出資し同国で事業拡大を図っており、携帯端末向けマルチメディア放送サービスの展開も狙う。

ただ、08年にインドのタタ自動車が米フォード・モーターからジャガーとランドローバーを買収するなど、輸入元の経営体制が変更された。

今年3月には韓国産業銀行にバンクローンを、3月と7月にはシンガポールにある日本郵船とインドのタタ・スチールとの合弁会社にバイヤーズクレジットをそれぞれ供与している。

インド財閥はタタやリライアンスなどトップレベルになると、インド全体の国内総生産(GDP)の数%を占めるとさえいわれており、独自の官僚機構を完備している。

YAPは主にタタ自動車向け。

その上で、独立後のインドではタタ財閥のコマーシャル文句にある通り「歯磨き粉からロケットまで」、国産企業のみならずインド財閥による研究開発が継続されてきた。

京都大学物質―細胞統合システム拠点(iCeMS)とインドのタタ基礎科学研究所インド国立生命科学研究センター(NCBS)は1分子イメージングや幹細胞研究をテーマにしたサテ...

同年10月、まず大手「タタ」からモバイルコンテンツ配信を開始した。 ... 拠点の代わりとなったのがジェトロ・ムンバイのビジネスサポートセンター(BSC)で09年後半―10年前...

TATA NYKは日本郵船とインドのタタ・スチールとの合弁海運会社。

すでに100社を超えるインド関連企業から問い合わせがあり、日印間のビジネスコンサルティングを手がけるサンリンクのほか、資産運用を手がけるタタ・アセットマネジメントの駐在事務所など日印9社の入居が決定し...

クラリオンはインドのタタ・モーターズの低価格車「ナノ」用オーディオも供給。... 同国でクラリオンは現在、タタと米ゼネラル・モーターズ(GM)と取引の実績がある。 ... 一方...

タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)などインドのIT大手が対日ビジネスを本格化して10年―。

「国内生産車に海外製品を使うことは考えていないが、グローバルにみると韓国のポスコやインドのタタ製鉄、中国の宝鋼集団などから調達している。

例えば韓国のポスコや台湾の中国鋼鉄、インドのタタ製鉄をもっと使ってはどうかなど。

大量購入したのはインドのタタとウィプロ。

日立製作所に勤務していた10年前、タタの製鉄所の圧延設備立ち上げの指揮をとったことから、「たくさんの知人ができた」。

具体的には韓国のポスコや台湾の中国鋼鉄、インドのタタ製鉄などを例に挙げて「価格が大きく動く時は(調達先を)変化するチャンス」とした。

また、インド・タタ自動車が販売する20万円強の低価格車に対抗する車種も開発中だ。

【時間「買い占める」】 世界ではインドのタタ自動車が英国のジャガーとランドローバーを傘下に収め、中国の中堅自動車メーカーの吉利汽車がスウェーデンのボルボ・カーズを買収。