同細胞は、免疫反応を抑制するタイプの制御性T細胞から分化してくるという。... 見つけたT細胞は、炎症性物質「インターロイキン17」を分泌する「Th17細胞」の一種。... 関節リウマチなどの自己免疫...

ジフテリア毒素を介して、免疫の司令塔であるT細胞にポリサッカライドの情報が伝えられ抗体が作られる。T細胞を介することで、免疫ができると次に肺炎球菌が感染しても大量の抗体が作られるようになる。 ...

免疫T細胞の働きにブレーキをかける経路を薬剤で阻害しT細胞を活性化することなどで、極めて有望な臨床成果が上がっているのが理由。... T細胞表面にあり、T細胞の活性化を抑制する受容体「CTLA―4」の...

「免疫細胞からがん細胞を見える化する」と二重特異性T細胞誘導(BiTE)抗体技術を説明するのは、アステラス・アムジェン・バイオファーマ(東京都千代田区)バイスプレジデン...

札幌医科大などが開発した「サバイビン2B」(SVN―2B)というペプチド医薬を使い、がん細胞を攻撃する免疫細胞を活性化させる。 ... SVN―2Bはがん細胞の表面に...

マウスに食物繊維が多い食事を与えて腸内細菌の活動を高めると「酪酸」という代謝産物が増加、酪酸は腸内で過剰な免疫応答を鎮める「制御性T細胞」の分化を誘導することを発見した。... 同細菌だけを腸内に保有...

高崎工場では持続型赤血球造血刺激因子製剤の『ネスプ』やT細胞白血病リンパ腫用の抗体医薬品『ポテリジオ』などを原薬から生産している。細胞をタンクで培養し、薬となるたんぱく質を作らせ、分離精製する。ベテラ...

ムンディファーマ(東京都港区、03・6718・2350)は、再発・難治性の末梢(まっしょう)性T細胞リンパ腫(PTCL)の治療薬として、プララトレキサー...

京都大学大学院医学研究科の吉富啓之特定准教授、小林志緒特定研究員らは、関節リウマチに存在するたんぱく質「CXCL13」が免疫を促進させる役目を果たす「ヘルパーT細胞」であることを患者由来の細胞で突きと...

メディネットは20日、がん治療用に開発した樹状細胞ワクチンの調整技術に関する特許が米国で成立したと発表した。免疫細胞の一種、樹状細胞を患者から採取したがん組織またはがんの抗原ペプチド、さらにがんの骨転...

メディネットは免疫細胞の一種「樹状細胞」のがんワクチンとしての働きを強める活性化処理方法について、日本で特許を取得した。... 実際にがん組織を攻撃する免疫細胞「細胞傷害性T細胞」(CTL&#...

認められれば成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)の治療初回から化学療法と組み合わせポテリジオを使えるようになる。... 同時に末梢(まっしょう)性T細胞リンパ腫と皮膚T細...

テラは17日、免疫細胞の一種「樹状細胞」を用いる免疫療法の事業拡大に向け、自己免疫疾患やアレルギー疾患に対する治療法の開発に乗り出すと発表した。免疫機能の過剰な働きを抑える特殊な樹状細胞「免疫制御性樹...

制御性T細胞は、体内に侵入した細菌やウイルスを捕まえたり殺したりするT細胞を制御しており、過剰な免疫反応を抑制する働きを持つ。... グループはまず、無菌状態のマウスの腸内にヒトの糞便(ふんべ...

研究グループは免疫系の中枢となり、リンパ球に多く発現するT細胞の「Regnase―1」というたんぱく質に着目し、このたんぱく質を欠損させたマウスを作製した。... この結果は、Regnase―1がT細...

薬事承認に伴う保険の適用で、これらの加工品を用いる細胞治療の利用拡大を狙う。... 同社は樹状細胞やガンマ・デルタT細胞、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)といった免疫細胞の働きを活発化...

タカラバイオの遺伝子治療法では患者から採取したリンパ球に遺伝子操作を加え、同抗原を特異的に認識する能力を持つ「T細胞受容体」(TCR)を表面に装着したリンパ球を作製。これを大量に培養し...

同グループは2007年に、病原を攻撃するT細胞にがん細胞やウイルスを提示するタイプの樹状細胞の前駆細胞も見つけている。この二つのタイプの樹状細胞前駆細胞が、生体で働く樹状細胞の形成に重要な役割を持つと...

ワクチンだけ投与する場合と比べて効果が3倍に高まり、細胞性の免疫を活性化する因子の「インターフェロンガンマ」や「インターロイキン2」の発現量も増えるという。 ... 川名准教授が動物...

日本と韓国で第1相臨床試験を進めている末梢(まっしょう)性T細胞リンパ腫治療薬は、16年にも国内で製品化できると予想。