日立化成は5月をめどに、再生医療用細胞の受託製造を手がける米PCT・LLC・カラドリウス・カンパニー(PCT、ニュージャージー州)の株式を追加取得する。... がん免疫細胞などを自動培...

そこで、細胞ががん化することで量が増えるがん関連たんぱく質(がん抗原)の断片となるペプチドを免疫細胞の一種である樹状細胞に提示すれば、体内のキラーリンパ球の活動が活性化され、がん細胞を...

HIVに感染した細胞と正常細胞が直接接触し、一度に大量のウイルスを受け渡す細胞間感染に関わる宿主のたんぱく質を発見し、解明につなげた。... 細胞同士の感染には、細胞と細胞の接合部にある構造体「ウイル...

だがそれにくじけず研究を続け、自分の免疫細胞が自分の体を攻撃する「自己免疫疾患」が炎症の原因であることを明らかにした。... その後、細胞の老化に対する免疫の反応を調べたいという思いから、現在の所属で...

京都大学大学院医学研究科の本庶佑客員教授、茶本健司特定講師らは、がん免疫治療薬「オプジーボ」の効果を高める可能性のある新治療法をマウスの実験で発見した。オプジーボのようにがん細胞に発現する免疫のブレー...

免疫細胞の一種であるT細胞に関する技術の開発を進める。 ... マーベリックは、T細胞によるがん細胞認識および攻撃能力の有効性を向上する技術をもつ。 T細胞が正常な...

汚染原因の微粒子を肺に吸い込むと、肺胞にある免疫細胞の一種「マクロファージ」が取り込んで処理する。

ニプロは山形県天童市に子会社の細胞科学研究所(仙台市青葉区)の山形工場(写真)を完成、2017年1月に稼働する。... 細胞科学研究所は免疫細胞療法研究向けの培養液を中...

京都大学ウイルス・再生医科学研究所の河本宏教授らは、ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、がん細胞を殺傷する能力を持つ「キラーT細胞」を作製することに成功した。従来の培養法を改良して...

(斉藤陽一、藤木信穂、小寺貴之) 【生理学医学賞/たんぱく質2研究に注目】 生理学医学賞は、体内の異物に対抗する免疫の...

だが、免疫細胞が血管外に出る仕組みは解明されていなかった。... ここにCD69分子が結合、免疫細胞が血管外へ放出される。... その結果、病原性免疫細胞を血管外へ出し続け、炎症疾患の慢性化や重症化に...

抗がん剤「オプジーボ」をはじめ、がん免疫療法や画期的な抗がん剤創出などにおけるバイオマーカー(生体の状態を示す指標)の探索を目指し、共同研究を進める。 国立がん研究セ...

本庶名誉教授の受賞テーマは「PD―1分子の同定とPD―1阻害がん免疫療法原理の確立」。免疫細胞のT細胞が活性化される際に作られ免疫のブレーキとなる「PD―1」という分子を発見。がんの免疫治療法になりう...

【名古屋】自然科学研究機構生理学研究所の鍋倉淳一教授のグループは、脳内免疫細胞のミクログリアが、発達期のマウスの脳で神経回路を形成する役割を担っていることを明らかにした。... 成熟後も正常な神経回路...

基礎科学部門で選ばれた京都大学の本庶佑名誉教授(74)の受賞テーマは、「抗体の機能性獲得機構の解明ならびに免疫細胞制御分子の発見と医療への展開」。

筑波大学医学医療系・生命領域学際研究センターの渋谷彰教授らは、血液中に侵入した細菌の毒素が全身に広がり多臓器不全や血圧低下に至る病気「敗血症」の発症に、脾臓(ひぞう)にある免疫細胞「辺...

理化学研究所統合生命医科学研究センターの岡田峰陽チームリーダーや和歌山県立医科大学の改正恒康教授らの研究グループは、がんや病原体を認識して他の免疫細胞を活性化させる「樹状細胞」の働きについて、生体内で...

CD20は悪性リンパ腫患者の細胞の表面に現れる。... PD―1のようなたんぱく質の働きを阻害して免疫細胞を活性化させ、抗がん作用を示すがん免疫療法の薬は小野薬品工業の「オプジーボ」(一般名ニ...

■がん免疫療法や感染症治療も研究 iPS細胞を利用しがんや感染症を治療する手法の研究も進んでいる。CiRAの金子新准教授らは、免疫細胞がiPS細胞に初期化する過程を経て若返...

再生iNKT細胞はがん細胞を攻撃する免疫細胞を活性化するほか、自身もがん細胞を直接攻撃することが分かった。がんや感染症を免疫力で治す「免疫療法」につながる成果として期待される。 .....