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また21年は一律3%のベースアップ(約4億4000万円相当)を5年ぶりに実施するほか、新卒と中途の採用計画を20年比約2倍の345人に増やす。
全トヨタ労連は21年からベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分について、目安となる統一の水準額を掲げない方針を示していた。
基本給を底上げするベースアップ(ベア)に当たる賃金改善分については、20年春闘まで7年連続で求めたが、今春闘では要求するかを含め非公表とした。
ホンダの労働組合、本田技研労働組合は26日までに、2021年春闘で基本給を底上げするベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分の要求を見送る方針を固めた。
業績好調の企業は基本給を底上げするベースアップ(ベア)を「選択肢」とする一方、業績悪化の企業は「事業継続と雇用維持を最優先に」協議すべきだとした。
ベースアップに相当する賃金改善分では目安となる統一の水準額を掲げず、定期昇給に人への投資を含めた「総額原資」を要求する。
【名古屋】全トヨタ労働組合連合会は2021年春闘の要求案を固め、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分について、目安となる統一の水準額を掲げない方針を明らかにした。
連合が2021年春闘方針に、基本給を底上げするベースアップ(ベア)の要求水準を前年と同じ「2%程度」と明記する素案をまとめたことが12日、明らかになった。
定期昇給やベースアップ(ベア)を含む賃上げ率は前年比0・31ポイント減の2・12%で、妥結額は同1104円減の7096円だった。
ベースアップ(ベア)に当たる賃上げを獲得した組合の割合は、昨年同時点と比べ11・7ポイント減の56・4%となった。